このたびの熊本地方を中心に群発している一連の地震活動によって犠牲となられた方々のご冥福を心よりお祈り申し上げます。
そして今回の地震で被害を受けられた方々,物資の乏しいなか今なお余震の続くさなかに避難生活を強いられている方々におかれましては,一日も早く穏やかな生活に復帰できるようお祈り申し上げます。
今回の地震はまさに九州の「おへそ」にあたる位置で発生したこともあり,広い地域に影響が出ています。もちろん有明海を挟んでお隣にある長崎県も例外ではありません。
子どもたちからは日々,地震の話題がどこかしらで聞こえ,今度大きな地震が起きたらどうしたらいいの?とか去年熊本に引っ越したお友達が心配だとか,子どもたちなりに事の重大さを感じ取っているようです。
4/16(土)の午前11時半ごろだったでしょうか。それぞれの場所で保育中であった私たちつめくさ職員の携帯電話のアラームが一斉に鳴り出しました。大きな地震の発生を知らせる緊急地震速報でした。
その日の朝の職員同士の打合せで,前々日から収束する気配のない地震を受けてつめくさにおいてもしものときの集合場所や避難経路を検討しておこうということになっていたおかげもあってか,職員は直ちに子どもたちのもとへかけつけ,打合せた場所に子どもたちを集めて揺れに備えることができました。子どもたちもその場の空気を感じ取り,私たちの指示を的確に受け取り行動してくれました。
結局今のところ長崎では幸いにしてそれほど大きく揺れることもなく,大きな被害が出たという話もありません。しかし地震は天災であって,いつ・どこで・どのくらいの規模で起きるかはまさに「神のみぞ知る」なのです。『どのようにすればつめくさの仲間たちを守ることが出来るのか?』基本中の基本のような課題ですが,このようなさなかだからこそこの基本について深く考えさせられました。
最後になりましたが,今回の被害にあわれた子どもたちの安全と,一日も早い通常への復帰をお祈りして。
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