2016年3月27日日曜日

最近遊びやイベントの報告ばかりが続いているので,つめくさでの勉強の具合を心配してくださっている方々。安心してください,勉強してますよ‼

ということで,今回はつめくさでの子どもたちの勉強の様子をご報告させていただきます。

まず子どもたちの勉強に対する,つめくさとしてのとらえ方ですが通常日課の場合子どもたちがつめくさに帰ってくるとまずおやつを食べます。その後勉強を始め,学校から出された宿題を済ませた人から遊びに行ってもいいというものです。
ただし学校が6時間授業のときや,くもんなど学校以外の勉強に関しては強制すると遊びの時間が極端に制限されてしまうため,おうちの人と話し合って決めるよう子どもたちには言っています。つめくさの方からは強制しません。
土曜日や長期休暇中の日課の場合ですが,原則つめくさは朝7:30から登所可能です。朝9:00からは朝の会を始めますのでそれまでは各自で持ってきた勉強に取り組み,終わった子から順次遊びの時間に入るというかたちになっています。

次に勉強の仕方ですが,子どもたちの自力による学習スタイルを採っています。つめくさ職員の方から授業を行うことはありません。順序としましては,
①まず教科書などを見ながらでもいいから自分の力でやってみる。

②わからなかったら同学年のお友だちやお兄さん・お姉さんに聞いてみる。



③それでもわからなかったときはつめくさの先生といっしょに考える。

子どもたち同士で教えあうというのはとてもいいものです。教えられる側もお友だちの話ならしっかり聞けて理解できますし,教える側も相手にわかりやすい伝え方を考えることでさらに理解が深まります。そして何よりも勉強を通じて友達関係がより広く深くなることです。
そしてわたしとしましては子どもたちに,勉強が得意でも苦手でもいいから決して『嫌い』にはならないでほしいと切に願います。そのためにわたしたち大人も,子どもたちが楽しく勉強できる学習環境をつくるために勉強していかなければいけませんね。







2016年3月24日木曜日

20160324

今回はつめくさGirlsのようすを報告させていただきます。
彼女たちもBoysに劣らずさまざまな遊びを楽しんでいます。
 
 
まずは折り紙やミサンガづくりなど工作や手芸を楽しむGirlsです。
つめくさで必要なものを工作するときなどは彼女らが手伝ってくれることがあり,とても助かっています。
 


 
こちらは長い廊下を利用してボーリング遊びを楽しむGirlsです。
ただ投げるだけでなく,倒れたピンを立て直す係やスコアをつける係などを交代で担当します。

こちらは影絵劇を楽しむGirlsです。観ているのではなく上演しています。道具も台本もオリジナルでつくります。またチケット販売もしており,たとえ指導員であろうともきちんとチケットを購入しなければ観劇できません。

 
こちらは自分で衣装を考えてファッションショーをするGirlです。
将来はファッションデザイナーかモデルとして活躍できるかもしれませんね。
 
場面を外に移してみましょう。まずは定番のおままごとです。砂や泥,小石,草,水であらゆる料理をトッピング鮮やかに盛り付けていきます。まるで本物のようにです。


そしてBoysと混ざってパワフルな遊びを楽しむGirlsです。その中であっても下級生を気遣ったりするやさしい心はやはり女の子だなと感心させられます。
 
このようにつめくさでは遊びの中でもイメージ力や創造力,ほかの仲間たちとの中で社会性を身につけています。この遊びの時間も勉強と同じくらい大切にしてあげたいものです。

 
 

2016年3月21日月曜日

20160321

今回は残念ながら写真なしでの更新とさせていただきます。
なぜかというと3/20(日)はつばさ保育園の卒園式があり,つめくさの職員も招待していただいたのですが,さすがにその最中にシャッターを切ることはできないわけです。

卒園式の内容は非常に盛りだくさんで,なんと3部構成!
第1部は通常の卒園証書の授与式,第2部がリズムや竹馬や跳び箱といった卒園児たちが保育園で培ってきた成果の披露,第3部はスライドショーによる卒園児たちの成長の振り返り。わたしにとって卒園・卒業の式典がこんなに楽しかったのは初めてのことでした。

卒園式の前日である3/19(土)の午後,つめくさで保育園の先生たちによる卒園式の合唱練習が行われました。本来は保育園で行われる予定でしたが,わたしたちつめくさ職員の方が保育中のため練習に参加できないと伝えると,わたしたちに配慮してくださり,急きょつめくさで練習を行うことになりました。

この合唱練習には思わぬ効果がありました。わたしたちが保育を行っているそばで練習を行ったわけですが,それに刺激を受けたつめくさの仲間たち,とくになんと男の子たちの方から「おれたちも歌いたい」との声がその日の帰りの会で上がったのです。

つめくさの方の本番は3/31のお別れ会と4/1の歓迎会ですが,どうやらかなりの盛り上がりが期待できそうです。


2016年3月18日金曜日

20160318


わたしがはじめてつめくさの仲間たちと出会ったのは,今年1月初めのことでした。
その頃はまだまだ先のことと思っていましたが時間が経つのは本当に早いもので,つめくさにもとうとうお別れの時期がやってきました。

今日3/18をもって2名の仲間たちがつめくさを旅立って行きました。
帰りの会の先生のお話でみんなに紹介され,代表の児童から手作りの卒業証書が手渡されます。これはつめくさでは恒例のことで,小学6年生として旅立って行く児童には卒業アルバムのプレゼントもあるそうです。



帰りの会が終わると,お迎えが来るまではお別れを惜しむように仲よく遊びます。
こういった場面に出会うと,この仕事を選んで,つめくさの仲間たちと出会えて本当によかったと心から思います。

2016年3月14日月曜日

20160314

子どもたちのお迎え途中にある桜並木の枝先がほんのりとピンク色に色づいてきました。
昼間は本当に過ごしやすくなり,学校から帰ってきた子どもたちも外へ遊びに出る頻度や人数が増えてきたように感じます。つめくさ職員はというと,そろそろ新年度や春休み保育への準備が本格化してきます。まもなく訪れる別れと新たな出会いにさみしさと期待の入り混じった複雑な気持ちを抱えながらも,日々等身大で子どもたちと向き合っている今日この頃です。

さて先日3/5(土)に稲佐山公園で開催されました『学童フェスティバル』につめくさも参加してきました。
この『学童フェスティバル』とは?
市内の指導員会では年間の大きなイベントとして『ドッジボール大会』と『学童まつり』を二本柱として行っているのですが,そのうちの『学童まつり』が今年度は悪天のため残念ながら中止となってしまいました。大きな柱を失ってしまったことを受けてこれに代わるイベントで子どもたちに楽しんでもらいたいという熱い気持ちを持ったある若手指導員が発起人となり,それに共感する多くの指導員有志が限られた時間の中で打ち合わせを重ね企画されました。その結果「子どもも,大人も,指導員も楽しめる」をコンセプトに,市内23クラブ,児童数にするとおよそ800人が参加する一大イベントとなりました。

開催当日は,前日までは中止判断も十分あり得る天気予報だったにもかかわらず直前で奇跡的に回復し,ほどよいお天気にめぐまれたなかでの開催となりました。
バスで会場の稲佐山公園に少し早く着いた子どもたちはアスレチック遊びで開場時間を待ちます。



いよいよ開場時間になり,開会式に臨む子どもたちを待っていたのは・・・・・・




大迫力の太鼓演奏でした。


あまりの迫力に子どもたちも食い入るように見つめていました。


開会式が終わると子どもたちは遊び,バザー,食べ物,ミニ動物園など思い思いのコーナーへ向かいます。ステージでは最初のイベント『ラムネ早飲み競争』が始まりました。


真ん中にいるこの子は担当の指導員がちょっとよそを向いてるうちに驚くような早さで飲み干してしまった強者です。


こちらは食べ物コーナーでお腹を満たす子どもたち。


こちらは靴飛ばしに挑戦する子どもたち。


長なわイベントにチャレンジする子どもたち。

バザーコーナーで上手に買い物をする子どもたち。

そうこうしているうちにお弁当の時間。午前中思い思いの遊びを楽しんだ子どもたちはもちろんですが,午前中に食べ物コーナーにいた子たちもしっかり平らげました。午後からの遊びの準備は万端です。




午後からはステージでうで相撲大会が行われました。チャンピオンの大仏さまに果敢に挑んでいく子どもたちでしたが,残念ながら勝てなかったようすでした。



ここでステージ裏に場面を変えてみましょう。あとに控えるイベントの関係者の方々が最終調整を行っていました。







いよいよ最後のステージイベントです。他クラブの子たちのみせるけん玉のパフォーマンスに子どもたちは釘づけでした。



楽しい時間はあっという間に過ぎ,閉会式を済ませた子どもたちは再びバスに乗り,つめくさへと帰っていきました。帰りのバスの中ではお互いにフェスティバルの感想を言い合ったり,バザーでの収穫品を見せ合ったりと興奮が冷めきれないようでした。

最後になりましたが,遊ぼうdayに引き続き今回のイベントにもご理解・ご協力くださいました保護者のみなさま,ありがとうございました。来年度も子どもたちがますます楽しんでくれるイベントを企画していきますので,ご協力のほどお願い申し上げます。