最近遊びやイベントの報告ばかりが続いているので,つめくさでの勉強の具合を心配してくださっている方々。安心してください,勉強してますよ‼
ということで,今回はつめくさでの子どもたちの勉強の様子をご報告させていただきます。
まず子どもたちの勉強に対する,つめくさとしてのとらえ方ですが通常日課の場合子どもたちがつめくさに帰ってくるとまずおやつを食べます。その後勉強を始め,学校から出された宿題を済ませた人から遊びに行ってもいいというものです。
ただし学校が6時間授業のときや,くもんなど学校以外の勉強に関しては強制すると遊びの時間が極端に制限されてしまうため,おうちの人と話し合って決めるよう子どもたちには言っています。つめくさの方からは強制しません。
土曜日や長期休暇中の日課の場合ですが,原則つめくさは朝7:30から登所可能です。朝9:00からは朝の会を始めますのでそれまでは各自で持ってきた勉強に取り組み,終わった子から順次遊びの時間に入るというかたちになっています。
次に勉強の仕方ですが,子どもたちの自力による学習スタイルを採っています。つめくさ職員の方から授業を行うことはありません。順序としましては,
①まず教科書などを見ながらでもいいから自分の力でやってみる。
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②わからなかったら同学年のお友だちやお兄さん・お姉さんに聞いてみる。
↓
③それでもわからなかったときはつめくさの先生といっしょに考える。
子どもたち同士で教えあうというのはとてもいいものです。教えられる側もお友だちの話ならしっかり聞けて理解できますし,教える側も相手にわかりやすい伝え方を考えることでさらに理解が深まります。そして何よりも勉強を通じて友達関係がより広く深くなることです。
そしてわたしとしましては子どもたちに,勉強が得意でも苦手でもいいから決して『嫌い』にはならないでほしいと切に願います。そのためにわたしたち大人も,子どもたちが楽しく勉強できる学習環境をつくるために勉強していかなければいけませんね。